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T・Kジョイントの使い方

■ジョイントの選定方法

1.強度〜サイズの選定方法 (設計トルクはN-m 運転係数は通常1.5以上)

・設計トルク x 回転数 x 角度係数 x 運転係数 <<強度定数


設計トルクに回転数、角度係数、運転係数をかけた値が強度定数より小さいことが要件です。

YB型、YC型、YBD型、YCD型の場合の選定例

1)設計トルク:
50N.m、回転数:400rpm、取り付け角度:15度、運転係数:2.0の場合
50 x 400 x 1.22 x 2.0 = 48800
強度定数 48800以上の22型を選定します。
この選定は良好な潤滑状態において22型を選びます。

2)設計トルク:
100N.m、回転数:120rpm、取り付け角度:15度、運転係数:1.5の場合
100 x 120 x 1.22 x 1.5 = 21960
強度定数では14型の範囲ですが設計トルクが最大トルクの範囲を超えていますので使用できません。使用を再検討するか他の型式のジョイントを選んで下さい。

※計算の結果、強度定数が境界値に近い場合はワンランク上のサイズを選ぶようにして下さい。
※いずれの場合もジョイントサイズの選定の基本的な条件は良好な潤滑状態が保たれていることが前提条件です。
運転休止時には必ず点検をし状態がよくない場合には給脂して下さい。
Cピン/ユマ型のジョイントの軸受け面等はドライになりやすい傾向があります。

2.軸付きジョイントを選定する場合

軸付きジョイントを計画されている場合には、特に軸間が長くしかも細い軸で動力の伝達を行うときは強度以外に軸のねじれ、振動についても考える必要があります。
具体的な使用条件をお知らせいただければ検討させていただきます。

3.ジョイント取り付け角度と角度係数(取り付け角度 最大:30度)

角度 10° 15° 20° 25° 30°
係数 1.00 1.05 1.10 1.22 1.45 1.85 2.3

加工誤差、組み付け誤差など合成された角度差が発生します。組み付け角度が大きいとこれら合成された角度差とあいまって回転ムラが発生しやすくなります。
ジョイントの組み付け角度は小さくなるように計画して下さい。
角度が中間値の場合は大きい角度係数を選んで下さい。

4.装置による運転係数(運転係数は通常1.5以上)

運転条件 使用機械の例 運転係数
衝撃の少ない円滑な
運転の場合
印刷機、食品機械、包装機、空調機、小型コンベア装置、手動操作による装置など衝撃の少ない産業機械 1-1.2
普通の運転の場合 搬送機、木工機械、工作機械、ロール装置、コンプレッサーなど各種産業機械 1.2-1.5
衝撃がある運転の場合 建設機械、クラッシャー、プレスライン、ロール圧延機など重荷重の産業機械 1.5-3.0

ジョイントが使用される機械装置によって機械特有の動力の周期、変動のようなものがあります。
ジョイントに対する設計動力値のサービスファクターとお考え下さい。

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